Varian特許の対訳学習が終了!ミスのパターン、自分に足りないものとその対策

学習記録

こんにちは。
9月頭から進めていたVarianのGC/MS特許対訳学習が終了しました。
今回は、一文ずつ講座ビデオを止めて自分で訳文を作ってからビデオの訳(訳出の仕方、考え方)と比べるというやり方で進めてみました。

細かい誤訳や思い違いで訳出した部分はビデオで一文ごとに矯正することができるので、全体として大きく誤訳することはなかったです。

それでも係り受けの間違いやケアレスミスをすることが多々あり、自分に足りない部分も見えてきましたので、そのパターンと対策をまとめておきます。

ケアレスミス

全体的な対策としては、文を切って訳した時点でもう一度原文と訳文を比べ、ケアレスミスに気付く機会を作ること。
ケアレスミスでよくあるパターンは以下のものでした。

・may、can、mustなどの助動詞や、~ableなどの訳し漏れ
対策:明細書の説明部分で断定されることはあまりないので、「~し得る、でもよい、~できる」などが基本的につくものと思って原文を見る。

・符号抜け
(例えば「キャリアガス流入回路110は」とすべきところを「キャリアガス流入回路は」としてしまう)
対策:符号付きで用語登録しておく。作業は増えますが確実にこのミスは減りますね。
ただし、同じ符号でもその表記に揺れがある場合に注意ですが。
あとは、訳文セクションに英語を反映して置き換えていく

・例えば既に"Sample Bearing Carrier Gas"→「サンプルベアリングキャリアガス」と用語ベースに登録していたが、その後原文に"Carrier Gas"と出てくる(Sample Bearingがない)時、用語ベースに入っている「サンプルベアリングキャリアガス」のまま訳出してしまう
対策:訳出作業時に文章をなるべく短く切り、見落としが少なくなるようにする。

・substantiallyとsustainablyなど、似ている単語の読み違え
対策:同上。
文全体で意味が通るか考えるのはもちろんですが、どちらでも違和感がないときもありますよね…。

係り受けの間違い

もっと本質的な問題として、係り受けを間違ってしまうこともちょくちょくありました。

例えば、下記の文章。

The sample flow adjustment valve 28 is used to adjust the flow rate I1 of the sample bearing carrier gas, which may be constant, into the manifold 22 by adjusting the amount of flow through the sample flow adjustment line 26.

・自分の訳文
サンプルフロー調整バルブ28は、サンプルフロー調整ライン26を介して流量を調整することにより、マニホールド22への一定であり得るサンプルベアリングキャリアガスの流速I1を調整するために使用される。

・管理人様の訳文
サンプルフロー調整バルブ28は、サンプルベアリングキャリアガスの流速I1を調整するために使用するが、これはサンプルフロー調整ライン26を通る流量を調整することにより、マニホールド22に対して一定となり得る。

by adjusting the amount of flow through~を自分は「~を介して調整する」と訳したのですが、サンプルフロー調整ラインはガスが通る配管のことなので、配管を介して流量を調整するというのは意味が通らないですね。throughはadjustingではなくflowに係る(~を通る流量)が正しいです。
また、「一定であり得るサンプルベアリングキャリアガスの流速I1を調整」という部分ですが、一定であるなら調整する必要はないので、調整によって一定になり得るという解釈が正しいです。(自分の訳文は完全に誤訳でした)

係り受けの誤りについてのビデオもチェックしましたが、やはり上記のように内容をしっかり理解することでしか改善できないと思われます。

自分の訳に違和感を感じたら、係り受けの解釈が間違っていないか?をまず疑うようにします。

自然な日本語を作る

訳出は、だいたい一つの文章をいくつかの部分に分けて訳した後に全体を合成するやり方でやっていますが、分けて訳すのはスムーズにできても、全体を合成するのに手間取ることが結構多いです。

たとえば、下記の文章。
The drain valve 68 is closed to allow the distribution carrier gas to direct the sample from the accumulator 56 to the GC influent line 70, to be positioned for separation by the GC column during the detection phase in the next cycle.

・切って訳したところ
The drain valve 68 is closed
ドレインバルブ68を閉じて
to allow the distribution carrier gas
分配キャリアガスを●させる
to direct the sample from the accumulator 56 to the GC influent line 70,
サンプルをアキュムレータ56からGC流入ライン70へと向ける
to be positioned for separation by the GC column
GCカラムでの分離のためにセットする

during the detection phase in the next cycle.
次サイクルでの検出段階における

・自分の訳文(合成)
ドレインバルブ68を閉じて、分配キャリアガスでサンプルをアキュムレータ56からGC流入ライン70へと向けさせ、次のサイクルでの検出段階におけるGCカラムでの分離のためにサンプルをセットする。

・管理人様の訳文
ドレインバルブ68を閉じて、分配キャリアガスにてアキュムレータ56からGC流入ライン70へとサンプルが向けられ、次サイクルの検出段階においてGCカラムにより分離するためにセットされる。

自分はto be positionedの部分がうまく訳せずに「サンプルを」と補って訳したのですが、文全体で「サンプルが~される」の形で揃えれば無理に補う必要はないですね。
また、separation by the GC columnGCカラムによる分離→GCカラムにより分離する とより自然な言い換えがされていて、なるほど~と思いました。

これは対訳学習を進めて手数を増やしていくのと、「翻訳の布石と定石」を整理することで徐々に改善していければと思います。

生活面のバックアップ体制

実は、9月半ばにギックリ腰になってしまいました。

激痛、平日(朝7時)、旦那仕事、親遠い、傍らには無邪気な一歳児。

詰んだ…と思いながら通勤途中の旦那に連絡するも、「今日休むのは難しい」とのこと。
そこで思い出したのが、妊娠中に登録だけしておいたキッズライン(ベビーシッターサービス)でした。
当日依頼では厳しいか…とダメ元で探してみた結果、なんとか予定が開いているシッターさんに来てもらえることになりました。
動き回る娘の相手をするのがめちゃくちゃしんどかったので、これは本当に助かりました。

また、その後3日間(次の日からは旦那が休みを取ってくれました)はほぼ寝たきりで過ごし、PCやTradosを使った作業ができませんでした。
(実ジョブなら腰が折れようが座って作業しないといけませんが…)
ちなみに講座の推薦図書である物理の散歩道を読んでいました。面白い!

そんなわけで、体調や育児面でも常に万全の体制であることを前提にしてはいけないなと実感しました。

今回のギックリ腰で旦那の育児スキルが上がったので、そこはバックアップ体制が強化されてよかったです(笑)

キッズラインに限らず、ベビーシッターサービスは利用者登録に数日かかることが多いようなので、妊娠中に登録しておいて本当に良かったです。こんなふうに突然必要になることもあるんですよね。
妊娠中の方は(もちろん産後の方も)とりあえず登録しておくのがオススメです!

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ちなみにうちは会社の福利厚生が使えたので、一時間あたり1000円オフで利用できました。
利用前に、ご自身の会社の福利厚生が使えないかチェックしてみてください。

まとめ

だんだん自分に足りないものが見えてきたように思います。
引き続き頑張ります。

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