Tradosの練習開始!「翻訳ツールマスター講座 Trados OJTコース」を受けてみた

学習記録

レバレッジ特許翻訳講座受講から半年

こんにちは。
レバレッジ特許翻訳講座の受講開始(2019年12月13日)から半年経ちました。

年間の学習計画は以下のように立てています。

1月~6月(講座開始から半年) 
化学・物理に集中 
日本語明細書読む

6月~9月(講座開始から7~9か月)
特許明細書を読むシリーズ(対訳)
Tradosメモリ構築 
→パソコン・辞書購入、翻訳ツールマスター講座受講(サポート9月末まで)
専門分野を決める
正確な訳文作成練習(翻訳の布石と定石

9月~12月(講座開始から10か月~一年)
並行してCV作成 
処理速度を上げる

12月(講座開始から一年)
一日の処理ワード2000へ
トライアル応募開始 

物理がまだ終わっていないのですが、並行してTrados操作+対訳シリーズ(3M特許)の学習を開始しました。より実ジョブを意識した第二ステップです。
この記事では、Tradosってそもそも何なのかと、「翻訳ツールマスター講座」を受講した感想について書いてみます。

Tradosとは?

Tradosは翻訳の効率・スピードアップのための「翻訳支援ツール」の一つです。

公式サイトはこちら↓

価格 | Trados
翻訳ソフトウェアを購入するためのTrados公式ストア

フリーランスとしてやっていくのであればバックアップPCも必要なので、「Freelance plus」の購入がオススメです( レバレッジ特許翻訳講座 では指定)。

ちなみに私はレバレッジ特許翻訳講座の受講開始直前にちょうど年末セールで45%offになっていたので、前もって購入していました。
受講開始から半年はインストールもしていない状態だったので、これから受講を開始される方は焦らずセールを待つのもありだと思います(おそらく45%offが最安値です)。

Tradosで何ができるの?

Tradosでできることは主に以下の通りです。

・原文・訳文を並べて対比しながら翻訳できる(エディタ)
・翻訳した文章を、一文ずつ原文・訳文ペアにしてストックできる(翻訳メモリ)
・原語・訳語の単語やフレーズをペアで記録できる、いわばオリジナル辞書が登録できる(用語ベース)
→一つの案件で記録を残すと、次からそのデータを使いまわしできるのでスピードアップにつながります。
・何%翻訳済みかが数値で目に見える
・エディタのデータをもとに原文・訳文が交互に入った文書が作れる(バイリンガルファイル)
・もちろん同じエディタから訳文のみのファイルも作れる(訳文ファイル)

※前述のとおり私はド初心者なので、もっと他にもできることはあると思います。参考程度に…。

翻訳ツールマスター講座を受けてみた

6/16から翻訳ツールマスター講座Trados OJTコースを受講しています。

翻訳ツールマスター講座(※レバレッジ特許翻訳講座とは異なります)は、

・PDF形式のマニュアル・動画解説を参照して自分で操作を進め、
・操作について疑問点があればいつでも質問できる(三か月間のチャットサポート)

という内容です。

コンテンツ(主にPDF)を見ながらTradosを色々といじってみた感想は、「ものすごく時間の節約になった」ということでした。

そもそもこのTradosは、業界で広く使われているわりに大変「クセが強い」ツールです。
私はTradosで何ができるかの前知識がなかったにも関わらず、受講生・卒業生の方のブログから「なんかややこしそう」ということだけは知っていました(苦笑)。

翻訳ツールマスター講座のマニュアルを読んでいてもその扱いの難しさは伝わってきます。少し抜粋すると、
「この操作を行うとかなりの頻度でエラーが起こるので、この部分に関しては外部ファイルで編集しましょう」
「最初の○○がうまくいかないことがわりとよくあるので、その時はこちらから設定を変更するようにしてください」
Tradosは必ずフリーズします。いつフリーズするかわからないので、できるだけ頻繁にバックアップファイルを作成するのがオススメです」

その繊細さ・気まぐれさはまるで「何が逆鱗に触れるかわからないめんどくさい彼女」といった感じです。

翻訳ツールマスター講座は、
Tradosのご機嫌の取り方を熟知しているベテラン翻訳者さんが、
うまく地雷を避けながら仲良く付き合っていけるコツやノウハウを、
初心者にもわかりやすく丁寧に教えてくれる講座
です。

特にありがたいなあと思ったのが、Trados操作中にいろいろとチェックをつけたり選択する場面がでてくるところを、「こことここはチェックを入れる」「ここは変更しなくてOK」とすべて画像付きで細かく指定してくれていることです。

ただでさえ操作がややこしいのに、こういう細かいところで「え、このままでいいの?この設定はいるの??」といちいち悩んでいたらかなり時間をロスしていたと思います。こういう細かい情報はネットで調べてもなかなか出てきませんし、上述の通りご機嫌取りが難しいツールなので、一つ設定を誤るとエラー頻発、ということにもなりかねません(しかも原因もわからない)。

サポート期間はいつでも質問できますので、操作の疑問点やエラーが出た時の対処に限らず、より実務的な使い分けのコツなども、聞けば丁寧に答えてもらえます(もちろん内容によると思いますが)。
また、翻訳ツールマスター講座のスタッフさんはレバレッジ特許翻訳講座の卒業生(先輩)でもあるので、自分が短中期的に目指す姿がより鮮明に見えたことも自分にとっては収穫でした。

まだ受講して5日ほどですが、本当に受講を申し込んでおいてよかったな~と感じています。
おかげでTradosを使った対訳学習もスムーズに始められました。
対訳学習のやり方などについては改めて記事にしようと思います!

翻訳ツールマスター講座の公式ページはこちら↓

transtool.jp - このウェブサイトは販売用です! - transtool リソースおよび情報
このウェブサイトは販売用です! transtool.jp は、あなたがお探しの情報の全ての最新かつ最適なソースです。一般トピックからここから検索できる内容は、transtool.jpが全てとなります。あなたがお探しの内容が見つかることを願っています!

まとめ

Tradosをこれから使い始める方に翻訳ツールマスター講座はとてもオススメです。
よろしければ参考にしてみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました