こんにちは。
すっかり秋めいて涼しくなりましたが、皆様お元気でしょうか?
自分は秋といえば京都高台寺へ紅葉を見に行くのが恒例でしたが、今年は写真で我慢することにします。
講座受講9か月目の振り返りと、今後の予定についてまとめていきます。

9か月目にやったこと
・Varian_GC/MS特許対訳シリーズの続き
・NUTRASWEET社特許 自力翻訳→対訳シリーズビデオ視聴(終了)
・CV関連ビデオ一部視聴
・求人関係リサーチ
・スカイプ相談
NUTRASWEET社特許シリーズで得たもの
決して走らず急いで歩く
NUTRASWEET社特許シリーズの学習(自力翻訳→ビデオ視聴)が終了しました。
結果、3000wordsそこそこの明細書で、誤訳が4つありました。
現時点でだいぶ問題があるのは承知していますが、今回のシリーズで自分の訳出過程とビデオを比べることで、どこまで読むかの深さや「ストーリーを追って読む」感覚が少しつかめました。
例えば、
・酸化還元の定義、この反応はそのうちどれに当たるのか
・ハロゲン化物の反応性、なぜその物質を使用するのか
・実験手順のビジュアライズ
・「精製」は具体的にどんな(何種類かあるうちのどの)操作か
・「接触」とは具体的どんな操作か
・その物質は常温で固体・液体・気体のどれか
・反応を抽象化して流れ(反応機構)を理解する
こういったことを一つずつ押さえることによってストーリーを追うということです。
自分は特に、「実験手順のビジュアライズ」が不十分で、そのため実施例でいくつか誤訳をしてしまいました(検索して調べてはいるのですが、想像と実際の手順とがずれていた)。
今までの化学の学習でも、化学反応式は結構好きなのですが、実際にその反応がどのような装置で行われるかという視点・想像が不十分だったと思います。
講座で推奨されていた京都大学の化学実験操作法のビデオは全て視聴していたのですが、特許に出てくる装置は(当然ですが)こういった基本操作よりも数段上のレベルの装置なんですよね。
とはいえ、「基礎有機化学実験」を見返すと今回の特許に出てきた「三口丸底フラスコ」を使った実験装置や「水蒸気蒸留」などの記載はあったので、やはり基礎が足りていませんでした。
対策としては、
・特に物質の合成や反応では、その状態(固体・液体・気体)を必ず確認
・特許に出てきた実験装置は書籍やYouTubeでビジュアルを把握する
・普段から反応に使われる実験装置を想像・確認するようにする
といったところでしょうか。
自分はまだ「翻訳スピードを上げる」ステージにはおらず、まずはしっかりと内容を追っていくことが第一だと実感しました。慣れるまでは、必要に応じてワードファイルに内容をまとめて頭を整理しながら訳出していくことにしようと思います。
スカイプ相談と今後の予定
専門分野は界面活性剤?
学習初期に界面活性剤特許をまとめて読んだこと、化粧品組成物の特許の対訳学習と関連特許を読んだこと、身近な製品が多いこと、半導体の洗浄やエッチング、一部の医薬(徐放性製剤など)についても理解を広げられそうなことなどから、専門は「界面活性剤」にしようと考え、管理人様にスカイプ相談させていただきました。
その結果…
「界面活性剤を足掛かりに分野を広げるのはかまわないが、PMは界面活性剤と言われてもどんな案件を振ったらいいかわからないし、界面活性剤がらみの案件が来る保証もない。
半導体を専門と言うなら、相手は半導体関係全体の案件に対応できるのかなと思うから、洗浄に限らず幅広く対応できるようにしないといけない。」
とのアドバイスをいただきました。(た、確かに~!!!)
お客様は相手方なのですから、わざわざピンポイントで自分が準備した内容に合う案件を回してもらえるわけがないですよね。
というわけで、界面活性剤がらみ「のみ」やるという甘えた考えを修正し、
・半導体について、企業サイト・明細書(とりあえず半導体+界面活性剤から)・書籍等を利用して知識を広げていき、幅広く対応できるようにする
・IBMレジスト特許を読むシリーズ(自力翻訳→ビデオ視聴)
・できるだけ多く自力翻訳をする(処理速度アップ、読む深さの感覚をつかむ)
・メモリ・用語集も充実させる(スピードを出すためには必須)
・翻訳サンプル、レビューサンプルを作成する
という予定で進めます。
ここまで3か月以内が目標で、1月にはトライアル応募開始予定です。
やることは山盛りですが、追い込んで頑張ります!
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